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岡山出身の現代美術家「真部剛一展」-現代社会の諸問題をアートに

「ホームタウンホームレス」映像

「ホームタウンホームレス」映像

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 岡山県天神山文化プラザ(岡山市北区天神町、TEL 086-226-5005)で現在、「真部剛一展-虚実皮膜-」が開かれている。

インスタレーション作品

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 真部剛一さんは1974(昭和49)年岡山生まれ。現代社会の諸問題をテーマにアートプロジェクトを展開。これまで奉還町商店街や山陽団地、旧朝岡山朝鮮初中級学校などでプロジェクトや展示を行ってきた。岡山に住んでいたホームレスの男性と約7年間同じ時間を過ごし映像化した「ホームタウンホームレス」など、インスタレーションでの作品を発表している。

 「日常生活の中で消し去られた現象がある。ホームレス、障がいのある人、島の高齢者、在日コリアンなど。彼らの中に入ると視点が大きく違うことに気付かされる。この気付きを作品にして伝えたい。そこには希望があるから」と真部さんは語る。

 開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。入場無料。8月10日まで。

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