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岡山の作家300人がチャリティー展 まちなかアートを再生

搬入された段ボール

搬入された段ボール

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 岡山市・天神町に天神山プラザ(岡山市北区天神町、TEL 086-226-5005)で5月6日から、「まちなかアート再生チャリティ展10×10(テンバイテン)」が開催される。

段ボール(作品)に「生」の表記

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 「まちなかアート発見・再生プログラム」の第3プログラムとして行われる同展。今回のプログラムは岡山市内にあるパブリックアートについて認知を広げ、再生保存しようというプログラムだ。同展には約300人の作家が作品を提供。提供された作品をオークションで販売し、落札金はパブリックアートの再生保存のために使われる。

 展示作品には作品番号と名前のみを記載。出展者の中には、備前焼の人間国宝から一般公募の若手作家まで一同に並ぶ。20センチメートル×20センチメートルの壁掛けとすること以外は技法、素材、テーマは自由。

 「名前や肩書ではなくインスピレーションで好きな作品に出会ってほしい。そして作品を自己所有したいとぜひ、入札してほしい」と天神山プラザの福田さんは話す。入札は1,000円から参加できる。

 「画廊やギャラリーが減り作品を見る機会が少なくなった。作家も、お披露目する機会が少ない。これだけ多くの作家が参加すれば作品との偶然の出会いも生まれる。好きな作品を自宅で楽しんでもらえるようになればうれしい」とも。

 9日13時30分から、パブリックアートを実際に制作した彫刻家・蛭田二郎さんと「アート発見歩き」も行う。参加無料。

 同展の作品は「額縁」に入っていない。落札者向けに16日13時30分~、31日10時30分~、「額えらびワークショップ」(参加無料、事前予約不要)を行う。30日13時30分~は「オリジナル額を作ってみよう!」(参加費1,000円、定員20人、要予約)を予定。

 開催時間は、9時~18時。17日まで。入場無料。

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