岡山中心部から備前エリアで5月3日・4日、「晴れの国おかやま24時間・100キロ歩行2016」が開催される。
昨年は350人の定員が3日間で満員となった同イベント。今年は定員を1000人に増やしたが、現在、750人がエントリーしており、「予想以上の応募」(主催スタッフ)の反響を得て、受付期間を折り返している。
当日は、岡山後楽園河川敷をスタートし、沖田神社、旧閑谷学校を経由して岡山後楽園前までの全長100キロのコースを24時間以内で完歩する。前回の完歩率は約70パーセント。
企画広報委員長の安藤英洋さんは「スポーツイベントではなく、心の修行ができるイベント。限界を超えた先にある自分の心との対話を楽しんでほしい。限界を決めるのは自分自身。多くの人にチャレンジしてほしい」と話す。
これまでの参加者は、国内外から、親子やリピーター、会社や仲間などグループ、障がい者など。「参加後、学校に行けるようになった不登校の子どももいた」と安藤さん。
「昼間は暑く、夜は凍えるように寒い。足は水ぶくれになり、体中の痛みとたたかう。多くの人のサポート、声掛けがあってなんとか歩くことができる。人生にも通じるところがある。つらければつらいほど、感謝の気持ちでいっぱいになる」とも。
同イベントホームページでは現在、参加エントリーとボランティアスタッフを募集している。申し込み締め切りは3月21日(定員に達し次第終了)。