岡山の「ゆうあいセンター」(岡山市北区南方2)で12月3日、「チャリティーサンタ説明会・講習会」が開かれる。
チャリティーサンタとは、クリスマスイブの夜に事前依頼のあった家庭にサンタクロースに変身したボランティアスタッフが子どもたちにプレゼントを届ける活動を行っている団体。依頼のあった家庭から寄付されたお金は世界の貧困で苦しむ子どもたちの支援に使っている。
全国にある21地域28支部の一つ、岡山支部は2009年に活動を始め今回が8回目。副代表の福尾吉剛(よしたか)さんは「サンタクロースはいつも思いやりの気持ちを持った人。子どもたちが喜んでくれるだけでなく、サンタの格好をしたボランティアが優しい気持ちになれる。昨年は100人近いスタッフで多くの家庭を訪れることができた。多くの人にサンタになってもらいたい。思いやりの気持ちを持った人が増えることを願っている」と話す。
カラーコンタクトを着けて本格的に変装する人、手話ができる人などこれまで1916人がサンタクロースになった。訪問した家庭は1481軒。高校生以上であれば年齢制限はなく、説明会の参加費はない。
「サンタクロースになるだけで子どもたちが笑顔になる。人に喜んでもらえる幸せをこの活動で感じることができた」とも話す。
開催時間は13時~18時。次回は12月10日。当日の参加は1500円。