岡山市に洋食店「ヤキスギヤ・ベビーオムライス」(岡山市北区伊島町1、TEL 086-256-7255)がオープンして1カ月が過ぎた。
オープンは昨年12月。岡山西税務署の北隣に位置し、真っ赤な看板が特徴。店舗面積は約10坪。カウンター席が10席。「安全でおいしい料理を子どもに提供する」をモットーに、添加物は不使用、食材の味を生かした料理を提供する。
店名の「ヤキスギヤ」は、店主の浦部英雄さんが自称「加熱家(かねつか)」であることから。バーベキューや炒めもので食材のうま味を引き立てる焼き加減を追及し、やや焼き過ぎがベストだと納得したことに由来する。浦部さんは「野菜や肉を一番おいしく食べられる加熱にこだわってきた。料理人と名乗るには程遠いが、加熱については誰にも負けない」と話す。
メインメニューの「ベビーオムライス」(350円)は、飯の量が茶わん半分程度。ノーマル、チーズ、ペッパーソース、ジンジャーの4種から選べる。野菜はみじん切りにし、甘めの味付けにすることで子どもにも食べやすいようにと配慮している。テークアウト(400円)も用意している。
夜は「特製焼きうどん」(600円)、「特製激辛焼きそば玉子のせ」(700円)などを提供している。開業前に100食以上を試作し、研究したメニューばかり。ドリンクはビール、焼酎(以上400円)、日本酒(600円)などをそろえる。
浦部さんは、「子どもが騒いでも大丈夫。子連れで外食しづらいという人にも来てほしい」と呼び掛ける。店内には幼児用の椅子や落書きができる黒板状の壁もある。「子どもだけで小銭を握りしめて来られるような安心できるお店にしていきたい」とも。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時、ディナー=17時~20時30分。月曜定休(日曜はランチのみ)。