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岡山後楽園バスの運行2カ月 岡山駅出て一目で分かる深緑色のバス

宇野自動車の道久花菜さん(写真左)

宇野自動車の道久花菜さん(写真左)

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 岡山の宇野自動車(岡山市北区表町2、TEL 086-225-3311)が岡山後楽園とJR岡山駅を結ぶシャトルバス「岡山後楽園バス」の運行を始めて2カ月が過ぎた。

岡山駅1番乗場の岡山後楽園バス

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 同バスは4月27日から運行を開始。岡山後楽園とJR岡山駅を結ぶ直通路線の導入は初めて。岡山大、岡山市、バス会社などでつくる「岡山まちとモビリティ研究会」で検討され、宇野バスを運行する宇野自動車が導入することになった。

 車体は同園をイメージしたラメ入りの深緑色。金色の「後楽園」の書体は、同園入り口のタクシー乗り場付近の石柱に刻まれた文字を取り入れた。同社の事務統括主任の道久花菜さんは「岡山駅を出て一目で分かるバスにした。案内窓口での説明はシンプルで伝わりやすくなった。導入してみると想定より利用者が多く、必要とされていたバスだと実感している」と話す。

 車内は35席。同社の路線バスを改装、緑色の座席は元の仕様を生かし、茶色のヘッドレストカバーを取り付けた。デジタルサイネージでは同園の見どころや運賃などを表示し、英語と日本語で説明する。英語、中国語などのパンフレットを設置している。

 同バスは岡山駅1番乗り場から岡山県立美術館、夢二郷土美術館を経て約10分で同園に到着。9時15分から17時45分まで30分ごとに運行。8月1日から始まる「岡山後楽園 幻想庭園」の開催時間に合わせて、増便と運行時間の延長も検討している。

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