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大学生がファジアーノ岡山を応援するフェースペイント 100人で観戦客を笑顔に

写真左から小園雄也さん、平川夏鈴さん、藤本怜(りょう)さん

写真左から小園雄也さん、平川夏鈴さん、藤本怜(りょう)さん

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 岡山シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町2)で8月20日、学生サークル「FAGiPista(ファジピスタ)」がサッカーJ2ファジアーノ岡山を応援するフェースペイントを行う。

フェースペイントを行うファジピスタのメンバー

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 同サークルは2008年に結成され、岡山大学、ノートルダム清心女子大学など岡山県内の大学生で構成される。現在「クリエイティブ」と呼ばれる中心メンバーは約40人、1回の活動に一般メンバーも含めて合計約100人が参加する。「ファジアーノで遊ぼう」をコンセプトにファジアーノ岡山を盛り上げるアイデアを出し合い、楽しみながら活動している。

 「フェースペイント」はファジアーノ岡山のホームゲーム開催日に年間4回実施され、今回で32回目を迎える。ファジアーノ岡山のサポーターに声を掛け、ロゴマークやマスコットキャラクター「ファジ丸」などをデザインしたシール4種のうち一つを頬などに貼り、専用の絵の具で華やかに仕上げる。9代目代表の小園(こぞの)雄也さんは「ファジピスタの代表的な活動で、顔にシールを貼って笑顔になってもらい、スタジアムを盛り上げられたらとてもうれしい。子どもだけでなく、大人も気軽に参加してもらえたら」と参加を呼び掛ける。

 同日は14時からスタジアム前の広場で活動する。現在11位のファジアーノ岡山は8位の松本山雅FCを迎え、18時にキックオフする。

 中心メンバーは毎月定例会を行い、各回の実施に向けて綿密に準備を行っている。総来場者数に対するペイント数の目標を決め、シールの在庫管理や絵の具の準備、初参加の大学生が活動しやすいチーム分けなど工夫を凝らす。副代表の平川夏鈴(かりん)さんは「この活動を通じてファジアーノを応援するようになり、岡山での生活をより充実させている人が多い。サッカーを知らなくても、盛り上げる活動に参加して楽しめるようになるのが素晴らしい」と話す。

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