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岡山・矢寄ケ浜でゆかた祭 ごみ拾い、竹灯籠を楽しみながら海浜の保全を

「矢寄ケ浜・ゆかた祭」実行委員の土師あずささん

「矢寄ケ浜・ゆかた祭」実行委員の土師あずささん

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 岡山県瀬戸内市の矢寄ケ浜(瀬戸内市牛窓町鹿忍)で8月19日、「矢寄ケ浜・ゆかた祭」が行われる。

スタンドアップパドルボードを楽しむ様子

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 会場の「矢寄ケ浜」は源平合戦の弓矢が流れ着いたことから「矢寄」と名付けられたといわれる。Miwaさんと坂口健太郎さんが主演する映画「君と100回目の恋」の舞台にもなった。昨夏までは西脇海水浴場として瀬戸内市が管理していたが、閉鎖後はごみ放置などで海浜の景観が変わり始めているという。

 同地域を美しく安全に保ちたいと願う有志が現在、クラウドファンデングで維持管理の費用協力を募るプロジェクトを実施。その一環として今回、矢寄ケ浜でゆかた祭を開催し、海浜の景観を楽しみながら同地域の保全を考えるきっかけを提供する。実行委員の土師あずささんは「瀬戸内市の美しい海で夏の思い出を共有し、大切な海を保っていけるようになれば」と話す。

 同祭りは16時からごみ拾いのボランティアをするNPO法人「グリーンバード岡山チーム」が参加者と清掃活動を行い、17時から「竹吉」が竹灯籠のクラフトワークを行う。18時からフォトグラファーの松本紀子さんがスマートフォンによる写真撮影をアドバイスするワークショップも予定する。日没時間に合わせて竹灯籠が点灯され、19時以降は線香花火を楽しむことができる。浴衣や帯などを持参すれば着付けも行う。

 土師さんは「ビーチで竹灯籠を眺め、浴衣姿で写真を撮り、夏の海を満喫してもらえたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は16時~20時。入場無料。小雨決行。

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