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岡山・南方にドリアのテークアウト店 9種のメニュー、電話注文で焼きたてを提供

店舗前に立つ店主の崎濱登季代さん

店舗前に立つ店主の崎濱登季代さん

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 岡山・南方に8月29日、ドリア専門店「エマルはなれ」(岡山市北区南方2、TEL 090-5700-0015)がオープンした。

エマルはなれの「ハンバーグドリア」

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 岡山家庭裁判所の北約100メートル、白壁の民家をリフォームして出店した同店。三軒長屋を改装して営業するカフェ・ベーグル店「まみぱんストア」、「スロウな本屋」の向かいに位置する。テークアウトのドリアをメインに提供し、店内の座敷12席で待合や飲食の利用もできる。

 同店は「エマルカフェ」(岡山市北区南方2、TEL 086-226-5086)の2店舗目。北東に約100メートルの至近に空き物件を見つけ、出店したという。ドリアの注文が重なると焼き上がりを待つ時間が長くなり、近隣のビジネスマンらを待たせることを懸念していた。電話でドリアの注文を受け、焼き上がり時間に合わせて提供できるよう、テークアウトをメインに営業を始めた。

 店主の崎濱登季代(さきはまときよ)さんは「限られたランチの時間、ドリアを楽しみ来店した客を待たせてしまうことが気になっていた。10分程度は焼き時間が必要なので、事前に電話で注文し、忙しい昼の時間を無駄にすることなく受け取りに来てもらえたら」と話す。

 メニューはドリア9種、直径16センチの紙の丸皿で提供。「カレー」「ラザニア風」(以上650円)、「ベーコン」「シーフード」(以上700円)が特に人気があるという。8種は「エマルカフェ」と共通メニュー、「麻婆茄子餃子」(950円)は同店のみで提供。崎濱さんは、「チーズをふんだんに使い、見た目よりボリュームがあるとよく言われる。ソースは全てオリジナル、デミグラスソースは町内の『肉のクマザワ』から仕入れる肉が隠し味」と話す。

 店名の「エマル」は、「笑顔でいつも丸く」と心掛けるオーナーの岡本映子さんの思いから名付けた。店舗がある南方地区について岡本さんは「オフィスビルと新旧の民家が混在して、いろいろな店と人とのご縁や出会いが楽しい。地元の人が集えるきっかけを増やせたら」と話す。

 営業時間は11時~14時。木曜・金曜・土曜・日曜・祝日定休。

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