岡山商工会議所が11月13日、「第4回晴れの国おかやま検定」の受験申し込み受け付けを始めた。
左上から「博士」のステッカー、認定証カード、缶バッジ、「博士」のステッカー、認定証カード、バッジ
同検定は2005年に「岡山文化観光検定」としてスタート。2011年に「知を楽しむOKAYAMA検定」に改編、2014年に同検定にリニューアルした。岡山県在住の人が学習を通じて岡山について再発見でき、誇りを持てるよう監修しているという。
同検定は100問、全て選択式で出題される。4つの選択肢から正解を選ぶ問題、文章中の空欄に当てはまる言葉を選ぶ問題、写真や図を使った問題も一部含まれる。試験時間は90分。
出題分野は自然、歴史、文化、伝統行事、観光、時事、食、県政全般など。食では全国生産量の約7割を占める黄ニラ、時事では倉敷市出身のフィギュアスケート選手の高橋大輔さんについて出題されたことがある。
同中小企業・地域振興部地域振興課の宮内美沙子さんは「岡山が好きな人なら当たり前に知っておいてほしいことを問題にしている。新しくできた建物、岡山がロケ地になったテレビ・映画に関連した出題も含まれるかも」と話す。
90点以上得点で「晴れの国の達人」、60~89点で「晴れの国博士」に認定。達人認定の特典は、認定証カード、直径20ミリのバッジ、90ミリ×100ミリのステッカー。岡山後楽園「年間パスポート」・岡山県立博物館に1年間無料入場できる「友の会会員賞」・岡山県立美術館「常設展年間入館料無料」・「とっとり・おかやま新橋館」2,000円相当の商品券の4つのうちいずれか希望のものを贈呈する。博士認定の特典は、認定証カード、直径30ミリの缶バッジ、ステッカー。
昨年の受験者数は678人、達人認定は約9%、博士認定は約60%だった。団体受験は前回15組あった。宮内さんは「公式参考書と過去問を解いて勉強したら十分な対策になる。岡山のことを知って楽しみながら挑戦してみてほしい」と受験を呼び掛ける。
申込期間は12月15日まで。受験料は1,000円。試験日は2月4日。