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岡山・中学生と大人の出会う場「だっぴ」、インターネットで資金集め

左からNPO法人だっぴスタッフの河原彩花さんと森分志学さん

左からNPO法人だっぴスタッフの河原彩花さんと森分志学さん

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 若者と社会人の交流の場づくりを提供するNPO法人だっぴ(岡山市)が現在、クラウドファンディングを使って資金を募っている。

 同団体は2010年に活動をスタートし、主に大学生と社会人との出会いの場を提供してきた。2015年よりスタートした中学生と社会人をつなぐ「中学生だっぴ」の拡大を目標としている。2015年には2校、2016年は4校、2017年は10校、今年は17校を予定している。中学校からの依頼は多いが、開催数が多くなるとこれまで助成金などで賄っていた費用が大きくなり、クラウドファンディングを行うことにした。

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 中学生だっぴとは中学生4人、大学生2人、大人2人が椅子を輪になって座り、与えられた共通のトークテーマについて各人がスケッチブックに自分の答えを書きグループで話をする。トークテーマはさまざまで「好きな給食のメニューはなに」「勉強する意味とは」「生きていくために必要だと思うものは」など。

 同プログラムを実施したことのある中学校教諭は「中学生は親、先生、塾の先生など限られた大人としか接する機会がない。立場を考えずに話せる大人と知り合うことで、多くの刺激を受けることができる。校外で出会う大人とも接しやすくなり、世界観が広がる可能性も感じる」と話す。

 同団体の森分志学さんは「学校内では同じ意見を言わなくてはいけない、先生が求める答えを出さなきゃいけないという圧力を感じている生徒も多い。自分の答えを堂々と話せると自信にもつながり、自己表現をしてもいいと思えるチャンスになるかもしれない。一方で楽しそうな大人と接することで大人になることへの期待感などを持ってもらえたらうれしい」と話す。

 「同プログラムを経験した学生さんたちは、高校生・大学生になる前に社会に対して視野が広がり、自己表現の場所を見つけ、学校外の活動やボランティアにチャレンジできるようになると考えている」とも。

 支援募集は4月22日23時59分まで。