岡山市中心部にある西川緑道公園(岡山市北区平和町周辺)で5月5日、「西川キャンドルナイトvol.15」が開かれる。
当日は、桃太郎大通りから西川アイプラザ前までの約400メートルの遊歩道を約3000個のキャンドルで彩る。開催時間中は街灯を消し、キャンドルの明かりのみとなる。
同イベントはNPO法人タブララサが2006年に開始し、今回で15回目。同法人理事長の利根弥生(としねやよい)さんは「1年365日のうち1日だけでよいので、キャンドルをともした西川でスローな時間を過ごしてほしい。360度明かりに囲まれるキャンドルトンネル、ライブ演奏もゆっくり楽しんでもらえたら」と話す。
使用するキャンドルは、結婚式場で使用後に廃棄されるキャンドルをメンバーが溶かして作った「ハッピー・シェア・キャンドル」。「幸せの詰まったキャンドルで幸せをお裾分け」という意味で命名した。キャンドルの配置はプロジェクトに参加する学生らのオリジナルデザイン。展示に使用する棚やビンは廃材や譲渡されたものを生かし、繰り返し使うよう工夫している。
野殿橋付近のステージでは、フルート、クラリネット、キーボードの3人でクラシック音楽をメインに演奏する「eve(イヴ)」と、ボサノバなどジャズ・ラテン音楽の「Latinanova(ラティナノーバ)」のライブが行われる。公演時間は17時30分~。
開催時間は17時~21時。