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岡山・サッカー観戦は公共交通と徒歩で 地域から愛されるチームに

コンセプトブックを持つ氏原岳人さん

コンセプトブックを持つ氏原岳人さん

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 シティライトスタジアム(岡山市北区いづみ町2)で8月5日、「ファジウォーカープロジェクト」が始まった。

 サッカーJ2ファジアーノ岡山のホームゲームの日に、マイカーでスタジアムまで来て観戦する人を減らし、周辺の交通渋滞を減らすプロジェクト。事前調査を含め今回が3年目。昨年、公共交通や徒歩に転換した人「ファジウォーカー」は、全体の約10%、車140台・約420人。目標は20%削減。

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 今年は、デザインを新しくした缶バッジとコンセプトブックを配布している。活動内容を理解し、協力を促している。実行委員長の岡山大学准教授・氏原岳人さんは「サッカーチームは地元から愛されて育っていくもの。スタジアム周辺の人はひどいときには渋滞が2時間以上も続くこともあり、迷惑している。多くの人に愛されるチームになってもらえるように努力したい」と話す。

 スタジアム周辺で学生約25人がマイカーでスタジアムに来た人に対してコンセプトブックなどを配布。自宅からスタジアムまでの公共交通や自転車・徒歩を使った経路をインターネットなどで検索し、用紙に記載の上、封書で送り返してもらう。「自分で探した人はファジウォーカーになりやすい傾向もある。またサポーター歴の長い人、特にファジアーノ愛が強い人こそファジウォーカーになってくれている」とも。

コンセプトブックにはサポーターから調査したスタジアムからの帰り道に寄れる飲食店なども掲載している。

「ファジアーノの選手たちがスタジアム入りするバスからサポーターが道を歩いている様子を見て、今日は絶対勝つぞと元気をもらっていると聞いた。駅から近い場所にある都市型のスタジアムの利点を生かして、多くの人に愛されるチームになれるようにサポートしてほしい」

 実施は、9月9日(ジェフユナイテッド市原・千葉戦)、15日(京都サンガF.C.戦)、29日(アルビレックス新潟戦)を予定。