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ファジアーノ岡山の選手が岡山市内の小学校を訪問 シーズン中に62校と交流

児童にアドバイスするファジアーノ岡山の豊川雄太選手

児童にアドバイスするファジアーノ岡山の豊川雄太選手

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 サッカーJ2ファジアーノ岡山の主将のMF喜山(きやま)康平選手とFW豊川雄太選手が9月27日、岡山市立伊島小学校(岡山市北区伊島町1)を訪問し、児童にサッカーの指導を行った。

選手に質問をする児童

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 同クラブの理念「子どもたちに夢を!」を具現化する取り組みとして、岡山市内の小学校93校のうち62校を9月27日・10月3日・18日と6月15日の給食交流に全31選手が分担して訪問し、児童と交流する。現役のプロサッカー選手から「夢を持つ素晴らしさ」を伝えるため、同クラブが初めて企画。同クラブ広報の森井悠さんは「シーズン中にこれほどの規模で小学校との交流企画を行うのは、全国的にも珍しいと思う」と話す。

 同校では3年生の児童155人の授業に選手が訪問。自己紹介の後、リフティング、パスの手本を披露した。児童らのパス練習中にこつを説明し、質問に答え、児童の動きを一人一人見て丁寧に声を掛けていた。

 プロ選手を体育館に迎え、授業の開始時は緊張した様子の児童たちだったが、終盤では積極的に質問をする姿が見られた。男子児童が「サッカー選手になるために頑張ったこと」について質問すると、喜山選手は「たくさんボールに触るとよい。練習をたくさんすると自信がつく」と答えた。

 授業後に別の男子児童は「今日が待ち遠しかった。目の前でプロ選手のパスを見られてうれしかった」、女子児童は「一緒にサッカーをして楽しかった。近くで見ると喜山選手は背が高くてかっこよかった」と話していた。

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