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岡山・瀬戸内海臨む「王子が岳」でボルダリング×音楽イベント「瀬戸内JAM’18」

同イベントプロデューサーの岡本英之さん

同イベントプロデューサーの岡本英之さん

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 ボルダリングと音楽の祭典「瀬戸内JAM’18」が10月13日・14日、玉野市宇野港・愛の女神像周辺ほかで開かれる。主催はマチビト。

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 初開催となる同イベントは、瀬戸内の穏やかな気候と海・山の自然に囲まれた環境の中、ボルダリングと音楽を体感し、瀬戸内を楽しむイベント。

 ボルダリングは、5メートル弱の自然の壁や岩を最低限の道具で登るスポーツ。また室内競技として人工のホールド(突起物)に手や足を使って決められたルートを登り進むものも。ボルダリングを含むスポーツクライミングは、2020年東京オリンピックの正式種目にもなっている。

 瀬戸内海を望む王子が岳は、花崗岩の岩山で標高約230メートル。5メートルを超える通称「ニコニコ岩」など奇岩・巨岩があることでも知られている。日本でボルダリングの名前が知られたのは1990年代とされているが、40年以上前からここでは行われていたという。そのことから「日本ボルダリングの原点・聖地」と呼ばれることもある。

 当日は、JR宇野みなと線「宇野駅」の南側・愛の女神像の周辺で、「ボルダリング体験」(11時~16時)とアイマスクをして登る「ブラインドクライミング」が開催される(11時~13時。)。ワークショップは、パラクライミング世界選手権3連覇の経験もあるモンキーマジック代表理事の小林幸一郎さん。

 王子が岳パークセンターbelk(倉敷市児島)周辺で、岡山県出身のアーティスト植田章敬さんとトクマルシューゴさんによるライブパフォーマンスを行う。16時~19時。。

 経験者対象のボルダリングイベントには、ゲストクライマーとして永田乃由季(のぶゆき)さん、尾上彩さん、岡山出身の小西大介さんが参加する。王子が岳の岩を実際に登り聖地を巡る予定。9時~16時。

 同イベントのプロデューサーで玉野市出身の岡本英之さんは「大人でも子どもでも、障がいの有る無しにかかわらず楽しむことのできるイベントにしたい。心洗われるような素晴らしい景色と自然を感じてもらい地域の魅力を発見してもらえればうれしい」と話す。

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