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「おかやまケンコー大作戦」参加者1万5000人募集 運動・食事などでポイント進呈

PS瀬戸内の石原達也さん

PS瀬戸内の石原達也さん

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 「おかやまケンコー大作戦」が4月1日、スタートする。主催は岡山市。

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 同事業は3年間の予定で、登録者が運動や食事、社会参加をすることでポイントを付与される仕組み。健康への意識向上を狙い、岡山市内に在住・35歳以上の人が対象となる。個人のほか、企業やグループでも参加できる。2月15日から参加者1万5000人を募集している。主な操作はウェブサイト、スマートフォンのアプリで操作できる。登録は無料。

 加盟フィットネスクラブやダンススタジオで付与される「運動ポイント」、加盟スーパーで販売する指定の弁当や惣菜を購入することで付与される「栄養・食生活ポイント」、指定のボランティア活動やカルチャークラブへの参加で付与される「社会参加ポイント」、加盟薬局やスポーツ用品店での体重・体脂肪診断で付与される「健康機器測定ポイント」、スマートフォンアプリで歩数を計測して付与される「歩数ポイント」などが用意されている。今後も加盟店やポイント付与方法の追加を検討している。2020年3月末にポイント集計を行い、プレゼントを贈呈する予定としている。

 運営するPS瀬戸内の石原達也さんは「健康への意識が上がることで、健康寿命を伸ばす試み。行政の医療費や介護費の軽減が考えられる。一方、企業は働き方を問われる世の中にあって、社員の健康状態を向上させることはリスク軽減、生産性の向上につながることもある」と話す。

 これまでの行政委託事業は、事業費を受け取りスタートする。同事業を運営するPS瀬戸内は、企業や市民から出資を集め、年度ごとの成果により岡山市より事業費を支払う仕組みを使っている。同事業はSIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)としても国内最大級の3.7億円。官民連携の社会課題解決の仕組みとしても注目をされている。

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