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岡山・京橋から犬島へ瀬戸内国際芸術祭にクルーズ船で 60年前のにぎわい復活へ

乗り場での黒田浩一社長

乗り場での黒田浩一社長

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 瀬戸内国際芸術祭2019に合わせて京橋―犬島-牛窓をつなぐ運行便「岡山京橋クルーズ」が4月26日、運航開始する。

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 岡山県庁から南へ約400メートルの旭川に架かる京橋のたもとに、同クルーズ船の乗り場が新設された。チケットはウェブサイトで販売しているが、京橋交番でも購入することができる。岡山市内から犬島へ向かう便は、10時40分に出発し犬島港に11時45分に到着する便の1日1便。

 犬島は、同芸術祭で岡山市内唯一の会場で、福武財団が運営する「犬島精錬所美術館」、建築家・妹島和世さんが手掛ける犬島「家プロジェクト」などもある。

 約60年前までは、豊島や小豆島行きの船や漁船が魚を売りに来ていた。運行会社社長の黒田浩一さんは「表町商店街のにぎわいづくりのためのプロジェクトの一つ。岡山市民会館の移転に伴い活気を取り戻す試みを考え始めた。同船運行には地域の人、地域の企業、行政、漁業組合など多くの人の理解があって実現した。便数や行き先が増え、若い人の活躍につながれる取り組みをしていく」とも。

 運航期間は、同芸術祭の春会期の4月26日~5月26日、夏会期の7月19日~8月25日、秋会期の9月28日~11月4日と同じ。片道2,000円、往復チケットで3,600円。

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