「KUMENAN SUMMER JAZZ 2019」が8月25日、久米南町文化センター(米南町下弓削)で開かれる。主催は「音楽で久米南町を元気にする会」。
同イベントは、2013(平成25)年から兵庫県立高砂高等学校ジャズバンド部「Big Friendly Jazz Orchestra」を招いて開催し、今回で6回目。毎年、同校のほかに岡山県北部を中心に活動するジャズグループのステージもあり、昨年に続き「布施良クインテット」が出演する。
主催の同会は、2012(平成24)年に活動をスタートした。NPO法人「EMANON MUSIC」(倉敷市児島)の故・藤原憲一さんから同校のジャズバンド部を紹介してもらったことをきっかけに、岡山県北部のジュニアジャズバンドを応援し、久米南町からジャズを発信したいという思いから同イベントを立ち上げた。
当日は、トランペット、サックス、ピアノ、ベース、ドラムの5人編成の「布施良クインテット」の演奏からスタートする。リーダーでドラムの布施さんはプロミュージシャンとして東京で活動した後、岡山県に戻り、津山市のライブハウスで知り合った仲間でクインテットを結成した。
同校ジャズバンド部はサックス、トランペット、トロンボーン、ピアノ、ベース、ギター、ドラムの43人。ジャズの甲子園「Japan Student Jazz Festival」で大会史上初となる5年連続グランプリを受賞している。映画「SWING GIRLS」のモデルの1つともいわれている。今年3月には米国ニューヨークのリンカーン・センターでジャズの研修に参加した。
音楽で久米南町を元気にする会代表の近藤多美子さんは「良質な音楽に触れて、久米南町の文化向上になれば。音楽好きな人や久米南町の吹奏楽部の中学生、障がいのある人にも来てほしい」と話す。
13時30分開場、14時開演。入場料は、前売り=1,200円、当日=1,500円、高校生以下=800円。