サッカーJ2・「ファジアーノ岡山」は2月23日、シティライトスタジアム(岡山市北区いづみ町)で行われる開幕戦のツエーゲン金沢戦で先着1万2000人にオリジナル応援マフラーをプレゼントする。
同企画は初めてで、市販されているマフラーとは違う「2020 OPEN MATCH」と書かれたデザイン1種3パターンを用意している。ファジアーノ岡山・広報の齊藤めぐみさんは「シーズン通して持ってきてもらい、フリーキックやコーナーキックなどチャンスの時にタオルを頭上で回して盛り上げてほしい」と話す。
昨年の開幕戦でも行った「餅投げ」を行う。スタジアム前広場Bゲートスロープ付近で、ベンチ入りしない選手、マスコットキャラクターのファジ丸、同チーム社長の北川真也さんが参加する予定。餅の中には当たりが入っていて、景品に選手のサイン色紙を用意する予定。
2015(平成27)年にスタートした、日本三名園の偕楽園、兼六園、後楽園のある都市をホームタウンとしたJ2サッカーチームによる「アラウンド・ザ・日本三名園」を今年も開催する。今回の対戦相手「ツエーゲン金沢」のある金沢市の食用金箔(きんぱく)をアンケート回答者・先着100人にプレゼントするほか、金沢の「きんつば」(540円)を販売する。
スタジアム・ピッチ前では、書道家の山本満理子さん、有信柏翠さん、渡邊奈央さんによるライブパフォーマンスと、岡山学芸館高校太鼓部の演奏を予定しいている。
スタジアム外では、B3リーグ・バスケットボール「トライフープ岡山」によるバスケットボール体験会を開く。マスコットキャラクターの「トライプ」も登場する。同チームは、当日17時から同運動公園内にあるジップアリーナ岡山で、八王子ビートレインズ戦がある。観戦連携企画として、2階自由席を無料にする。
ファジアーノ岡山は、昨シーズン18勝11分13敗の9位。過去最高の18勝、2016(平成28)年の最高位6位の時と同じ最高勝ち点65を獲得した。平均入場者数1万人を目標とする「チャレンジ1(ワン)」は達成できず、9444人だった。
齊藤さんは「チームの目標は、過去最高の結果を出すこと。チャレンジ1(ワン)を達成すること、過去にJ1に昇格したチームは1万人を超える観客動員をしているケースが多い。地域に支えられ、強くなるファジアーノ岡山になっていきたい。開幕戦は多くの人と共に勝利を手にしたい」と話す。
対戦相手のツエーゲン金沢とは、過去3勝5分2敗。昨年就任した有馬賢二監督が初勝利を収めた相手でもある。
14時キックオフ。