「旅するごちそう屋vol.1」が2月29日、シェアスペース「表町花月」(岡山市北区表町3)で開かれる。
ケータリングサービスを行う「ヒトトゴハン」(真庭市)が注目する飲食店に対して、同シェアスペースに一日限定で出張ランチを提供してもらう企画。
初開催の今回は、宿泊施設「新庄宿・須貝邸」(真庭郡新庄村)が出店する。鳥取県との県境に位置し、標高500メートル以上の新庄村。約130本の桜が植えられている「がいせん桜通り」に面した宿場町に、昨年7月にオープンした。築100年以上の古民家をリノベーションして、宿泊客は1日2組限定。コンセプトは「人生のひと呼吸をこの場所で」。
当日は「さとやまのおこわ御前」(1,500円)を提供する。新庄村で採れた米「ヒメノモチ」を使った「新庄おこわ」と、冬が旬のイノシシ肉、カモ肉、ヤマメのほか、寒さで甘みの増した野菜を使った料理を提供する。
料理人の三鴨裕太さんは、都内のすし店で修業した後、地元へUターン。「須貝邸の食を通じて、新庄村のことを知ってもらいたい」と話す。
開催時間は11時~14時。限定30食。
※上記イベントは新型コロナウイルス対策により中止となりました。(2月28日発表)