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岡山・染色家がアマビエを題材に ウェブ・グループ展も企画中

アマビエTシャツを販売している染色家・北野静樹さん

アマビエTシャツを販売している染色家・北野静樹さん

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 染色家・北野静樹さんが妖怪「アマビエ」のTシャツなどを現在、販売している。

染色家・北野静樹さんの妖怪「アマビエ」のTシャツ

 アマビエは、1846(弘化3)年の瓦版に登場した妖怪。北野さんによると、体はウロコに覆われ、長い髪とクチバシ、足は3本ある妖怪が、肥後国(現熊本県)の海に現れた。アマビエは「豊作も続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に見せよ」と言い残して消えたという。

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 北野さんは2012(平成24)年から妖怪をテーマにしたグループ展「妖怪茶房」を企画し、3度開催した。2016(平成28)年の第3回には、小豆島の張り子作家・石川真奈美さんがアマビエを出展していた。妖怪は怖いものとしてではなく、キャラクターとして楽しい紹介をしてきた。北野さんはこれまで小豆洗い、かっぱ、豆腐小僧、髪切りなど11種の妖怪を描いてきた。

 今年2月下旬になって常連客からアマビエの問い合わせがあったという。制作し始めて最初は販売していなかったが、4月に入ってインスタグラムやウェブサイトで販売を始めた。北野さんは「アマビエも妖怪だが、キャラクターとしてかわいい。表記を『amabie』とアルファベットにして、言い伝えも英語表記にした。海外でも話題になっているらしく、問い合わせがある。初めはマーライオンと間違えたのかと思った」と話す。

 販売しているのは、妖怪Tシャツアマビエ(5,000円)、アマビエハンカチ(1,000)円、アマビエエコバッグ(1,500円)。手拭いは生地が手に入りづらいため、現在販売中止。

 これまでつながりのある作家など20人以上に声掛けをして、一人1点ずつ出展してもらいウェブ・グループ展を5月20日から予定している。「展覧会やイベントが全て中止となり、作家も制作だけではなく、販売や展示など新たな方法を実行するタイミングに来ている」とも。24日まではカフェZ(岡山市南区浜野2)で展示のみを行う予定。