毎回、参加者は会社員、子ども連れのファミリー、周辺の店舗関係者などさまざま。
同NPOは2003年、東京・表参道で活動を始め、現在は国内約50チーム、海外4チームが活動している。岡山チームは今年3月に発足。これまで美観地区、酒津公園、岡山駅や最寄の商店街などでごみ拾いを行ってきた。
事前登録不要で、手ぶらで参加できるのが特徴。トング、ゴミ袋、手袋、ゼッケンは主催者が支給する。
「ごみ拾いの姿を通して『ごみのポイ捨てはかっこ悪い」ことを伝え、捨てる人が減ることを目的としている」とリーダーの松原龍之さん。「登録も会費もなく、その日に集まった人がメンバー。ごみ拾いといっても、街歩きの要素があって楽しめる。岡山は車社会なので、普段見過ごしていたものを発見することもある。地域の人たちの出会いと交流の場にもなるので、街の浄化だけでなく犯罪の低下などにもつながっていく」と話す。「県内のイベント主催者の方から声が掛かれば、イベント後のゴミ拾いなど、コラボ企画なども行っていく」とも。
「観光で降り立つ最初は駅前、その駅前を綺麗にすることで、自分たちでできる『おもてなし』を、実行することはとても有意義で楽しい」と、参加者は増えているという。
26日の当日は駅前の「桃太郎」前に集合し、東口駅前を1時間ほど清掃する予定。今後のスケジュールはホームページで確認できる。