
乳幼児向けの体験企画「親子ふれあいフェスタ」が9月13日、表町商店街アーケードで開かれる。
主催は、シンガー・ソングライターでリトミック講師の沖瀬さやかさんと、子育てスペース「チョウタラの樹」(岡山市北区国体町)の杉原美帆さんのユニット「チョウタランタンリトミック」。これまで、同施設内で乳幼児向けのリトミックや、貸し切り路面電車内で歌や読み聞かせをする「路面電車DEリトミック」など開いてきた。
岡山市が募集する商店街活性化事業「商店街サポートアイデア協働事業」として開く同イベントは昨年に続き2回目。昨年は、駅前商店街でリトミックと、おもちゃや楽器に触れる遊び場を開いた。
当日は、表町商店街の中之町商店街と天満屋岡山本店付近にステージを設け、沖瀬さんの弾き語りライブのほか、特別支援学校での教諭経験を経て、吹奏楽や金管アンサンブルなどの演奏活動や小学生の吹奏楽団の指揮などを行うはっとりまいさんが運営する「ギフトリトミックスクール」(下中野)によるリトミック、0~3歳を対象に歌や手遊びと楽器をつかったリズム遊びを行うほか、はっとりさんによるトランペット演奏も予定する。
アーケードでは、イラストレーターのもとすだしょうさんが、地面に広げた模造紙に来場者が下絵に着色していくワークショップを行うほか、幼児を対象とした3メートルのハイハイレースを行う。優勝者には菓子などの賞品や参加賞を用意。併せて、ウクレレやカリンバ、レインスティックなどの楽器やおもちゃを使って自由に遊べるコーナー、シャボン玉で遊ぶ時間も用意する。
杉原さんは「乳幼児を連れてのお出かけや買い物は大変な思いをすることもある。これを機会に商店街に顔見知りの人ができ、足を運びやすい場所になれば」と話し、沖瀬さんは「フェスに来たつもりで、多くの体験をしてほしい。親子だけでなく、たまたま居合わせた人も含めて、商店街が買い物や飲食だけでなく、楽しんでもらえる場所になってほしい」と期待を込める。
開催時間は13時~16時。入場無料。ハイハイレースへの出場は要事前予約。