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岡山の作家が絶滅危惧種の鳥ブローチ 酉年にちなみハシビロコウなど増やす

ブローチを持つ黒田よし子さん

ブローチを持つ黒田よし子さん

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 酉(とり)年の今年、岡山在住のアクセサリー作家・黒田よし子さんが作る「絶滅危惧種ブローチシリーズ」の鳥ラインアップが増えている。

絶滅危惧種をモチーフとしたブローチ

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 絶滅危惧種に約5年前から興味を持ち、約1年半前からブローチ制作を始めた。動物園などで見ることのできるゾウやトラ、昨年12月認定されたキリンなど多くの動物が絶滅危惧種であることはあまり知られていない。黒田さんは、絶滅危惧種の存在と多くの原因は人間にあることを多くの人に知ってもらいたいとブローチ作りを始めた。これまで制作した動物は100種以上。

 トキ、コウノトリ、ヤンバルクイナ、アホウドリ、ハシビロコウなど国内だけで約700種類の鳥類が絶滅危惧種とされている。その中にはすでに絶滅してしまったドードーも含まれている。黒田さんは「どこかで会ったことがあるような顔の鳥ばかり。気に入った鳥のブローチを着けて出掛けてほしい。ブローチをきっかけに話題になれば。いつか人間が絶滅危惧種にならないことを願っている」と話す。

 黒田さんは環境保護団体のWWF JAPANに個人寄付も毎年している。

 価格は1,100円~1,500円。イオンモール岡山(岡山市北区下石井1)の「ハレマチ特区365」で販売している。

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