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岡山・新見に野菜ブーケとバナナジュースのカフェ「トイトイトイ」

「トイトイトイ」を経営する毛利夫婦

「トイトイトイ」を経営する毛利夫婦

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 カフェ&ショップ「Toi Toi Toi(トイトイトイ)」(新見市高尾)が5月24日、オープンした。カウンター6席、テーブル18席。現在はテークアウトのみで提供している。

「トイトイトイ」で提供される「フムスの野菜ブーケ」

 経営するのは、2月に東京から引っ越してきた毛利さん夫婦。夫の信哉さんは建築・インテリアデザイナー。大阪・ロンドン・パリで建築に従事し、2014(平成28)年、岡山で独立、2018(平成30)年に東京に移転した。店舗物件の所有者「にいみ清掃」(同)から「まちのコミュニティースペースを作りたい」と依頼があり、設計を担当したことがきっかけで同店を開くことになった。

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 妻の昌子さんは東京で広告業に従事していた。以前、ベルリンに住んでいたこともあり、ドイツのまじない「トイトイトイ」と名付けた。テーブルを3回「コンコンコン」と鳴らし、出かける人などに向けて「うまくいきますように」と応援する言葉だという。昌子さんは「商品や空間を提供するだけではなく、前向きな思いも同時に届けたい」と話す。

 メニューは、「フムスの野菜ブーケ」(831円)。フムスは、ゆでたヒヨコ豆にニンニク・ゴマ・レモン・オリーブオイルを加えたペースト状の伝統的なアラブ料理。トマト、紫キャベツ、レタス、ニンジン、キュウリなどとピタパンで包み、ブーケのような形状をしている。昌子さんは「ブーケの由来は、旅に出る人に渡していた『タッジー・マッジー』といういい香りの花やハーブの束で、魔よけの意味もあった。母親が結婚という旅に出る娘に贈ったことから、ブライダルに使われるようになったとか。野菜ブーケにもおいしさや栄養にのせて、思いも届けられるようにメニューを考えた」と話す。

 ドリンクメニューはバナナジュース。2本以上のバナナと牛乳だけを使い、砂糖も香料なども使わない「プレーン」(500円)、牛乳を豆乳に変更した「バナナソイ」(600円)、生のミントを入れる「フレッシュチョコミント」、真っ赤な野菜ビーツ を入れた「ピンクビーツ」(以上650円)の4種。今後はスイカ、プロテイン、エスプレッソなどのバナナジュースも検討している。

 「建物オーナーが考える『地域の循環』に共感した。おいしいや体にいいを提供し笑顔の循環を作りながら、環境のことや地域のことなど『問い』を共に感じ考えられる場所。地域の野菜を食べる、牛乳を豆乳に変えてみることだけで、二酸化炭素の削減になることなど、普段は意識しないことも少しだけでも意識の変わる場所としていきたい」と信哉さんは話す。

 フェアトレードのコーヒー豆を使ったコーヒー(450円)、カフェラテ、カプチーノ(以上500円)のほか、「さーちゃんミニヤギ牧場のゴーダチーズとクルミのパウンドケーキ」(360円)や「沖縄の黒糖を使ったパイナップルケーキ」(240円)などの焼き菓子も日替わりで準備している。ショップスペースも徐々に充実させていくという。

 営業時間は11時~18時30分。火曜・水曜定休。

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