サッカーJ2「ファジアーノ岡山」が7月29日、シティライトスタジアム(岡山市北区いずみ町)で第8節「京都サンガF.C.」戦を行った。
サッカーJ2「ファジアーノ岡山」・シティライトスタジアムの入り口
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛解除後、ホームでの有観客試合は3回目。前回と同様、歌での応援や手拍子などはできない「新しい生活様式」の中、約1500人のファン・サポーターが観戦した。
前節のアビスパ福岡戦は0-1で敗北したファジアーノ岡山。前半40分、エミル・サロモンソン選手のボールから石津大介選手がゴールを決め、アビスパ福岡が先制。後半14分、ファジアーノ岡山・上田康太選手のフリーキックは、ゴールキーパーのセランテスにはじかれる。2勝2分3敗の順位を12位から16位に下げた。
この日の試合は、岡山が前半19分、ゴールキーパーのポープ・ウィリアム選手から上門知樹選手、イ・ヨンジェ選手にボールをつなぎ、キーパーの股下を通す先制ゴールを奪う。後半4分、京都サンガF.C.の石櫃洋佑選手のコーナーキックを安藤淳選手が頭で合わせてゴールし、同点。試合は1-1で引き分け、ファジアーノ岡山は2勝3分け3敗で17位とした。
ファジアーノ岡山広報担当者の森井悠さんは「上位の京都サンガF.C.に引き分け、連敗を止めることはできた。連戦の中、新たな戦力も見え始めた。観戦にはこれまで通りルールもあるが、次節からファジフーズの販売再開と再入場をできるようにする」と話す。
次節は8月1日、シティライトスタジアムで21位のFC琉球と戦う。