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岡山で性暴力の認知を広げる「フラワーデモ」 シュプレヒコールなし、花を持つ

CAPおかやまの山下明美さん

CAPおかやまの山下明美さん

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 「フラワーデモおかやま」が10月11日、JR岡山駅前東口で行われる。

 2019(平成31)年3月、4件の性暴力に対する無罪判決を受けて作家の北原みのりさんなどが、無罪判決への抗議、性暴力の撲滅、刑法改正を目的に4月11日、花を持って集まりスタートした。

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 同年12月、性暴力被害の当事者でもある一般社団法人Springの山本潤さんが、岡山で開かれたフォーラムで講演をしたことをきっかけに、今年3月8日の国際女性デーに合わせて、岡山で初めて開催した。同日は、全国47都道府県とバルセロナでも開かれた。

 毎月11日に行う予定としていたが、新型コロナウイルス感染拡大を予防するためこれまで断念していた。今月から毎月11日に2021年3月まで開催する予定としている。

 公益社団法人「被害者サポートセンターおかやま」(岡山市北区蕃山町1)の2019年、電話での相談件数は、455件あった。そのうち、強制性交・強制わいせつ・その他の性暴力での相談件数は230件だった。

 子どものいじめ・虐待・性暴力のない社会づくりのため、ワークショップやロールプレーを行う「CAPおかやま」(岡山市北区広瀬町)の山下明美さんは「子どもから大人まで、男女問わず、性被害で苦しんでいる人は岡山に多くいる。何かに抗議するということではなく、社会をより良くするために、まずは多くの人に知ってもらいたい。道ゆく人の中に当事者の人がいれば、一人ではないことを伝えたい」と話す。

 当日は、花または花をモチーフにした物を一つ用意して集合する。「#Me Too」や「#With You」のメッセージカードを持って並び、スローガンなどを声を合わせて叫ぶシュプレヒコールは行わない。一輪の花は、あなたのことを信じ、そばにいる象徴としている。

 開催時間は16時~17時。

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