道の駅「一本松展望台」(瀬戸内市邑久町)で1月1日、初日の出が見られた。
全国的に今季最強といわれる寒波に覆われた元日の朝、氷点下2度となった。
同展望台は、岡山市東区から備前市をつなぐ日本百名道「岡山ブルーライン」の道の駅にあり、瀬戸内海を眺められる。1周250メートルのミニSLや機関車に乗れる「ミニ鉄道公園」、JA産直市場が併設されている。岡山県内の日の出スポットとしても知られている。
6時45分ごろから東の空が少しずつ明るくなっていった。日の出時刻の7時11分、小豆島の左端あたりから昇り始めた太陽は、雲がかかり見ることができなかった。7時20分ごろ、雲の上に現れ、瀬戸内海を黄金色に染めた。
倉敷市の20代女性は「2020年は、新型コロナウイルスの影響で厳しい年となった。初日の出から、今年1年を元気に過ごせる力をもらった」と話す。