「コーフボール日本選手権大会」が3月26日・27日、総社市スポーツセンター「きびじアリーナ」(総社市三輪)で開かれる。
日本コーフボール協会が主催する同大会は今回が14回目。昨年の石川県での金沢大会が中止となったため2年ぶりの開催となる。
コーフボールは、男女混合の8人で行うバスケットボールに似たゲーム。ゴールにはボードはなく360度どこからでもシュートを打て、ドリブルは禁止。世界69カ国で行われている。今年、東京書籍(東京都北区)が出版する「ビジュアル新しい体育実技」にも掲載されている。
試合は、「岡山県コーフボール協会」「大阪Mozzu」「コーフボールクラブ東京」「VICUSコーフボール杉並」、名古屋・石川・島根などの合同チームの5チームが総当たり戦を行い、合同チームを除いた4チームのうち上位2チームが決勝戦を行う。
岡山県コーフボール協会からは、世界選手権大会に出場権のある田中千智さんが出場する。同チームの練習に参加する中学生も合同チームとして出場する予定。
田中さんは「コロナ禍で練習場が確保できず、公園を使った青空練習会を行ってきた。初めての大会開催準備、プレーヤー・監督の兼任など大変なことも多いが、2年ぶりの試合にわくわくしながらも、優勝を狙う。コーフボールは、スター選手が一人で得点を決めるスポーツではない。教科書に掲載されることにもなったので、部活動になじめなかった中高生や学校の先生など、日本最高峰の試合が間近で見られるチャンスに、ぜひ見にきてほしい」と話す。
今年12月ごろにはアジア・オセアニア選手権大会、来年は世界選手権も予定されている。
開催時間は、26日=13時~18時、27日=10時~18時。入場無料。