飲食イベント「満月BAR」が5月14日、西川緑道公園(岡山市北区)で行われる。
2012(平成24)年に始まり今年で10年目を迎える同イベント。満月の日に合わせて週末に同公園で開かれてきたが、新型コロナウイルスの感染が拡大。制限を受け、2020年は予約制でテーブル席を用意して開催した。今年はテーブル席の予約制を廃止し、相席なしのテーブル席を設ける。
当日は、新型コロナウイルス感染症対策でスタッフとの接触を減らそうと、スマートフォンで同公園近くの店に料理を注文してもらう。料理は、イタリア料理店「イル・ブルスケッタ」、韓国料理店「リーパ」(以上、錦町)、中華料理店「華菜家」(本町)、焼き鳥店「西川ルンバ」(平和町)が提供する。
飲み物もスマートフォンで注文してもらう。ビール、ワイン、カクテル、ノンアルコールなどを用意する。今回から、ワイングラスなどを持参すると飲み物の代金を割り引く。
イベント主催者の代表で吉川慧さんは「岡山市内の中心部に緑が広がる場所で開催させてもらっている。少しでもごみを減らし、持続可能なイベントとしていきたい」と話す。「コロナの状況に合わせながら、0次会として街を盛り上げる役割も果たしていく。コロナ前から利用していた人も初めての人も安心して、楽しめる場の提供を実践していきたい」とも。
ステージではイラストレーターの「shinPo mai」さんがライブペイントを行う。
開催時間は17時~21時。8月を除く10月にかけて月1回の開催を予定している。