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岡山でLGBTの演劇「わたしとわたし、ぼくとぼく」 劇作家のアフタートークも

(左から)NPO法人「岡山市子どもセンター」代表理事の美咲美佐子さんと理事の徳田睦美さん

(左から)NPO法人「岡山市子どもセンター」代表理事の美咲美佐子さんと理事の徳田睦美さん

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  演劇「わたしとわたし、ぼくとぼく」が12月17日、西川アイプラザ(岡山市北区幸町)で開かれる。

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 同演劇は、ゲイであることを誰にも打ち明けられずに引きこもる30歳の主人公が、時空を飛び越え1997(平成9)年へ行き、10歳の自分に会う物語。

 劇団「うりんこ」は1973(昭和48)年に旗揚げした、名古屋を拠点とする児童劇専門の劇団。同劇団は東京、名古屋、四日市などで、「自分とは違う人も大切にできる世界をつくる力がある」というメッセージを公演で伝えてきた。

 劇作家で演出も手がける関根信一さんは、1992(平成4)年にゲイをカミングアウトし活動を始めた劇団「フライングステージ」を主宰、東京レインボープライドの前身の「東京レズビアン&ゲイパレード2002」の実行委員長を務めた。

 公演後は、関根さんと俳優で役者の児玉しし丸さん、藤本伸江さんのアフタートークを行うほか、18日には関根さんのミニ講演会を岡山県生涯学習センター(伊島町)で開く。

 主催するNPO法人「岡山市子どもセンター」(久米)代表理事の美咲美佐子さんは「この演劇はLGBTに限ったことではない。自分と人との違いを認め、自分らしく生きていこうというメッセージを伝えたい。親子で見て、感じてほしい」と話す。

 入場料は、前売り=3,000円、当日=3,500円。講演会は500円。

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