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岡山大生が多文化交流フードイベント「ワールドキッチン」 世界の料理20店

ワールドキッチンの実行委員長・岡田栞那(かんな)さん(右)と広報担当の松島可歩さん(左)

ワールドキッチンの実行委員長・岡田栞那(かんな)さん(右)と広報担当の松島可歩さん(左)

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 多文化交流フードイベント「The World Kitchen 2023 in Spring」が5月27日・28日、石山公園(岡山市北区石関町)で開かれる。

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 同イベントは、岡山大学GDP(グローバルディスカバリープログラム)の学生13人を中心に、昨年秋に初開催。出店数は前回の11店から20店に拡大し、フードのほかパフォーマンスステージも設け、2日間の開催とする。

 会場には、鶏がらスープのフォーなどベトナム料理を販売する「Village chaya(ビレッジ茶屋)」、パイン・アボカド・マンゴーを3層にしたエチオピアのドリンク「チマキ」やケニアのドーナツ「マンダジ」などをのアフリカ料理を販売する「BARIDI(バリディ)」、ラム串やラムカレーなどモンゴル料理を販売する「青空アイル」など、各日13店、延べ20店が出店する。

 27日のパフォーマンスステージでは、Alberta Kashさんがフィリピン音楽、李志銘さんが中国音楽を披露するほか、「Aloha Aina(アロハアーイナ)」のフラダンス、陳懐景さんの太極拳のほか、岡山大学で教鞭をとるガードナースコットさんが率いるバンド「Peach Panic」の演奏もある。

 28日には岡山の大学生ボランティアサークル「Going(ゴーイング)」の協力で質問ビンゴなどを行う。会場にいる留学生や参加者に声をかけ、好きなものを聞いてビンゴを完成させるゲーム。ビンゴは2種類あり、英語での会話を楽しみたい人用のビンゴも用意。ゴー・フィッシュやビーン・バッグ・トスなど海外で遊ばれているゲームを楽しむブースも設ける。

 広報担当の松島可歩さんは「GDPには、留学生だけでなく、日本以外に暮らした経験や縁がある学生が多く、多文化の中で日々を過ごす。岡山にも多くの外国人が住んでいるが、接する機会はない。いろいろなバックグラウンドを持つ人たちが、食やワークショップなどを通じて身近に感じる機会にしたい」と話す。

 実行委員長の岡田栞那(かんな)さんは「高校生や大学生、英語は少し苦手という人にも来てほしい。本当の意味でグローバルな岡山になるためにも、継続して開催し変化を起こしたい」と話す。

 現在、ゲームやパンフレット、スタッフTシャツなどを製作する運営資金をクラウドファンディングで募っている。5月20日まで。

 開催時間は、27日=10時30分~17時、28日=10時30分~16時。

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