かき氷店「cafe lunlun(カフェ ルンルン)」(岡山市北区問屋町)が7月20日、問屋町テラスにオープンした。
ピザとかき氷のキッチンカー「見習い農家cafe」が、かき氷店としてオープンした。1年ほど前からスタッフとしてかき氷を提供する村田実香さんが、10店以上のかき氷店を食べ歩き、キッチンカーではできなかったケーキのような「層になった」かき氷を作る。氷は秋田県の製氷店から仕入れるなど、キッチンカー営業で知り合った人とのコラボ商品も多い。
名物メニューという「さつまいもモンブラン氷」(1,380円)は、高梁市宇漢で作られるサツマイモ「シルクスイート」でサツマイモのペースト、クリーム、ソースを作り、クラッシュクッキーを入れ、みたらしソースをかけて食べる。
このほか、岡山県産のイチゴ「紅ほっぺ」と「かなみ姫」で自家製イチゴソースとシロップを作り、砕いたイチゴとマスカルポーネクリームをかけ、氷の中にはクラッシュバタークッキーを入れた「イチゴのショートケーキ氷」(1,250円)や、コーヒー焙煎(ばいせん)豆店「BARUPA(バルパ)」のコーヒー豆を使い、ココアパウダー、マスカルポーネクリーム、ベルギー産ミルクチョコレート、コーヒー漬けクッキー、オリジナルブレンドコーヒーソースを使った「大人のティラミス氷」(1,150円)などを提供する。
かき氷には、国定農産(南区藤田)の温かいはと麦茶を一緒に提供する。村田さんは「最後まで楽しんで食べてもらえるよう工夫した。甘さを控えめにしていることと、かき氷で体が冷えてきたら、温かく香りの良いはと麦茶を飲んでもらう。体が整う感覚を味わってほしい」と話す。
今後は、大きな清水白桃を使ったかき氷、同店ロゴマークの花の形をした「ルンルンかき氷」を準備している。
村田さんは「キッチンカー営業で、出会った人たちのたくさんの縁をもらった。今度は縁をつなげられるよう、わくわくしてもらえるような場所として、おいしいかき氷を提供したい」とも。
営業時間は11時~17時。月曜・火曜・水曜定休。