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バレンタインに野草チョコレート 岡山の専門店が商品化、ドクダミなど4種

なかよし薬局の薬剤師中山智津子さんとチョコレート専門店「@alfer(アルファ)」店主の阿地由季子さん

なかよし薬局の薬剤師中山智津子さんとチョコレート専門店「@alfer(アルファ)」店主の阿地由季子さん

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 岡山のチョコレート専門店「@alfer(アルファ)」(岡山市北区東花尻)が現在、「なかよし薬局」(北区吉宗)の野草を使ったチョコレート「野草チョコ・リーフ」をバレンタインデーに向けて販売している。

チョコレート専門店「@alfer(アルファ)」と「なかよし薬局」が作った「野草チョコ・リーフ」

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 カカオ豆からチョコレートを作る「ビーントゥバー」店として、2020年7月にオープンしたアルファ。カカオ豆はドミニカ、ウガンダ、マダガスカルなど10カ国ほどのカカオ豆を仕入れ、ロースト、皮むきからテンパリングまで多くの工程を手作業で行う。

 店主の阿地由季子さんは、イベント出店時になかよし薬局の薬剤師、中山智津子さんと出会う。タンポポ、ヨモギ、カキドオシなど約20の野草茶を販売するなかよし薬局から数種類の野草パウダーを提供してもらい、ホワイトチョコをベースに商品を開発した。

 同商品は3センチ角のタブレット状で、スイカズラ、ドクダミ、クロモジ、スギナの4種のチョコレートを3枚ずつ入れたセット。野草のイメージが伝わりづらいことから、香りをイメージしてスイカズラは「ローズのような華やかな香りのお姫様」、ドクダミは「独特な風味で個性を放つ野草界の王子」、クロモジは「すっきりとした爽やかな風味の癒やしの女王」、スギナは「人々を潤すミネラルの王様」と、それぞれテーマを設けた。

 中山さんは「クールダウンしたい時はスイカズラ、デトックスしたい時はドクダミ、リラックスしたい時はクロモジ、きれいになりたい人はスギナと気分に合わせて食べてほしい。スイカズラやクロモジは東京でも生息している身近な存在。バレンタインデーは相手のことを思う日。相手の体のことを考えて、野草チョコを渡してみては」と話す。

 阿地さんは「抹茶とチョコが合うので、野草も合うと直感で感じた。それぞれの色と香りに特徴があり、口の中でゆっくり溶かしながら楽しんでほしい」と話す。

 価格は1箱980円。両店の店頭と、なかよし薬局のホームページで扱う。2月末まで。

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