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岡山の薬局が野草ブレンド茶 タイプ別に6種、薬剤師が考案

なかよし茶を販売するなかよし薬局の中山智津子さん

なかよし茶を販売するなかよし薬局の中山智津子さん

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 なかよし薬局(岡山市北区吉宗)が12月、野草ブレンド茶「なかよし茶」のパッケージを刷新した。

なかよし薬局が販売する「なかよし茶」のパッケージ

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 事前の診断結果から、ストレスがたまりやすい人はイノシシ、血液がドロドロな人はタヌキ、むくみがある人はオオサンショウウオなど6種の動物キャラクターに分類。タンポポ、ヨモギ、カキドオシなど約20の野草茶から、各キャラクターに合った4種をブレンドした。

 「薬より草」を掲げる同店の薬剤師、中山智津子さんは3年ほど前から、美咲町で後藤栄子さんが採る野草から商品化した「日々の野草茶」の販売を始めた。その後、なかよし茶を開発し販売スタートして1年が経った。新パッケージは、美咲町の棚田を描いているという。中山さんは「野草は薬ではないため効能・効果を表示することができない。症状に合わせてタイプ別に野草をブレンドし、提供することで自分に合ったものを飲んでもらえるようにした」と話す。

 中山さんは、岡山市内を流れる旭川や百間川の河川敷に植生する野草を解説しながら摘むフィールドワークを年5回以上、開いている。ヨメナ、タンポポ、イヌタデ、クローバーなどを摘み、サラダ、カレーライス、天ぷらにして参加者と共に食べる。

 価格は、14日分=2,380円、1カ月分=4,480円。定期購入も用意している。店頭とホームページで販売する。

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