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ベトコンラーメン倉敷新京 ニンニクの日に合わせコラボメニュー提供

「ベトコンラーメン倉敷新京」総料理長の立石望さん

「ベトコンラーメン倉敷新京」総料理長の立石望さん

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 ラーメン店「ベトコンラーメン倉敷新京・東岡山店」(岡山市中区兼基)で現在、「ニンニクの日」の2月29日に合わせて、備前化成のSAC(サック)ニンニクを使った特別メニューを提供している。

ホルモンベトコンラーメン

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 ベトコンラーメン倉敷新京は、創業者の赤木永三郎さんがベトコンラーメン新京本店(愛知県一宮市)で修業し、のれん分けとして1983(昭和58)年、倉敷市茶屋町にオープン。2020年5月に火事で消失してしまう。システム会社のオーユーシステムとクラウドファンディングの支援で2021年4月に再建した。その後、浅口店、東岡山店をオープンした。看板商品は、豚骨ベースのしょうゆラーメン「ベトコンラーメン」と、ニンニク、モヤシ、ニラ、豚バラ、白菜、タケノコを約600グラムのせた「国士無双」。

 今回は、「備前化成」(赤磐市徳富)が開発したSACニンニクを入れた「ホルモンベトコンラーメン」(1,300円)、「SAC釜玉」(500円)を提供する。SACニンニクは、ニンニクに含まれる成分S-アリルシステインを抽出し、特殊な発酵技術を使い高含有にした粉末。同成分は、運動による肉体疲労と精神的な脳疲労に対し、疲労感の軽減ができるとされている。

 備前化成は、1964(昭和39)年に大豆のはい芽からビタミンEを抽出し販売する事業で創業し、サプリメントのOEM事業や、医薬品の基となる現薬を製造する。ブルベリーやガバ、ニガウリなど食品の成分を抽出するだけでなく、高含有にする技術を生かしてSACニンニクを開発。一般にもSACニンニクの存在を知ってもらい、菓子などの一般向け食品に使ってもらえるよう認知を広げたいという思いからコラボ商品を企画した。

 ホルモンベトコンラーメンは、モヤシ約350グラム、ホルモン約200グラム、ニンニク5粒ほどをのせたベトコンラーメンをベースに、粉末のSACニンニクおよそ1グラムが入っている。サプリで効果のある基準としている1日の目安である200ミリグラムに相当するため、2倍~5倍のS-アリルシステインが含まれていることになる。

 同社の藤野圭子さんは「サプリメントだと、辛い症状の人に元気になってもらう表現が多い。ベトコンラーメンは、元気な人がより元気になるために、より気合を入れるために食べる人が多く感じる。SACニンニクを知ってもらい、食べて元気になってほしい」と話す。

 営業時間は、11時~14時、17時~21時。本店(倉敷市帯高)、鴨方店(浅口市鴨方六条院中)でも提供する。3月9日(サックの日)まで。

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