岡山神社(岡山市北区石関町)で4月13日、「蚤(のみ)の市」が開かれる。
神社を身近に感じてほしいという思いから2012(平成24)年に始まり、コロナ禍などで中止になったこともあったが、春・秋の年2回、開催してきた同イベント。2017(平成29)年秋からデザイン事務所「シファカ」(同)が実行委員会となり運営している。
今回、会場は岡山神社だけでなく、2022年秋・2023年秋と同様、旭川・河川敷を「エンガワ会場」として使う。昨年10月に岡山市がユネスコ創造都市ネットワークに文学部門として加盟認定されことをPRする特別ブース「文学創造都市おかやま」も設け、「古本たかつか」「451ブックス」がプチブックマルシェも開く。
出店は、「キミドリ」「吟遊堂」「クロノス」「sensealism」など古物などを扱う店や、器など暮らしの道具を扱う「海と月と」、似顔絵を描く「huhu.の似顔絵屋さん」など18店。フードは、チーズケーキ店「菓子工房ぽわん」、カレー店「tirupati」、スコーン店「みちくさスコーン」など15店。このほかワークショップブースとして、草木染めの「asa-works」、植物模様の皿作りの加藤直樹さん、指輪作りの「kintsugi_idei」、土人形作りの「なとも工作舎」が出店する。
岡山神社の久山信太郎宮司は「朝一番は、祈とうしてから始める。古いものの味わいとマルシェのようなにぎわいが、岡山神社の境内ならでは雰囲気の中で楽しんでもらえる。今回は河川敷で風を感じながら、過ごしてもらうこともできる。いいものは朝早くから売り切れていくので、早起きをして訪れてほしい」と呼びかける。
開催時間は8時~15時。