岡山の起業家育成を目的に設立された団体「OKIB(岡山イノベーションベース)」の設立記念式典が2月24日、「能楽堂ホールtenjin9」(岡山市北区天神町)で開かれた。
同団体は、電子書籍取次企業「メディアドゥ」(東京都千代田区)の藤田恭嗣社長が「起業家が起業家を生み育てる」をコンセプトに2020年に徳島で「TIB(徳島イノベーションベース)」を設立。その後、岩手、静岡、長野でも立ち上げ、岡山は19番目の団体として設立した。
同団体の設立は、リサイクルパーツ販売業「次の灯」(本町)の黒川聖馬社長が代表理事を務め、音楽使用ライセンス売買業「オーディオストック」(富田町1)の西尾周一郎社長、部活支援業「Omorey(おもれい)」(京都市中京区)の大亀靖治社長、自動車整備業「カーショップマスモト」を経営する「ULC」(笠岡市)の増本良介社長、フラワーギフト販売業「Uca」(東京都渋谷区)の片山結花社長、「BtoBホールディングス」(駅前町1)の仁科慎太郎社長、旅館業や飲食業「A&C」(美作市湯郷)の佐々木慎太郎社長の7人のメンバーでスタートした。
同団体が提供する起業家支援プログラムは、毎月1回、国内の起業家を講師として迎えて行う「月例会」、8人のチームで毎月4時間の集中ディスカッションを行う「IBF(イノベーションベースフォーラム)」、ファイナンスや組織マネジメントなど経営に必要な実践講座を行う「ラーニング」、先輩企業がメンターとなり伴奏する「メンタリング」。
当日は、岡山県の伊原木隆太知事のほか、県内の起業家など約120人が参加。藤田さんの基調講演「なぜ岡山にIBが必要なのか、IBとは何なのか」を行ったほか、パネルディスカッションを行った。
黒川さんは「起業家が自分事として『この街を起こす』ことを考え、挑戦の積み重ねがイノベーションを生む。その先に岡山の活性化がある。100社の会員を目指し、仲間と挑戦する空気をつくりたい」と話す。