岡山・兵団の複合施設スパイラルにある「月の舞台」(岡山市北区兵団)で10月5日、「軽部りつこソロライブ~てんきうた~」が開催される。
軽部りつこさんは、13歳からフルートを始め、16年前にオカリナに出会う。自身でオカリナや土笛の製作、演奏、作詞作曲など多彩な活動を行う。
「オカリナは、土の笛。ドレミファソの音階がない時代から作り演奏されてきた。原始的で自然に近いシンプルな楽器なので、演奏者の心理状況など細かいことに左右されやすい楽器」と軽部さん。
演奏場所となる「月の舞台」のあるスパイラルは、ガラス張りの窓からは、旭川の借景をのぞみながらライブが楽しめる。ライブでは、日本の民謡や童話を演奏するという。「原始的なオカリナの音色から想像する日本の景色。参加者それぞれ違う風景からもしれないが、暖かさ、懐かしさ、を感じてほしい」と呼び掛ける。
副題となっている「てんきうた」はオカリナでなく歌で表現する。「晴れの日、雨の日、風の日。天気に左右されながらも、ナチュラルに、シンプルに生きてほしい。どんなに時代が変わっても、便利になっても、大事な人が健康で幸せであることを祈る気持ちは変わらない」とも。
17時30分開場、18時開演。入場料は2,500円。定員は35人。