岡山・奉還町のフリースペースやっち(岡山市北区奉還町3)で3月15日から1週間、太田信吾監督の「わたしたちに許された特別な時間の終わり」が上映される。
太田さんの友人・増田荘太さんが27歳で命を絶つまでの後半生を描く同作は、当初、17歳の時にバンドコンテストで優勝した増田さんの音楽活動ドキュメンタリーとして撮影していたという。
「映画を完成させてね、できればハッピーエンドで」との増田さんの言葉を遺言として向き合い、フィクションのカットも織り交ぜて完成した。「山形国際ドキュメンタリー映画祭2013アジア千波万波部門」に選出作品。
太田さんは1985年生まれ。卒業制作として「ひきこもり」をテーマにしたドキュメンタリー映像作品「卒業」でイメージフォーラムフェスティバル2010優秀賞。自らも俳優として舞台に出演している。
上映時間は19時30分~。(15日・21日は18時~)。入場料=1,500円。定員は先着15人ほど。上映初日は太田さんの来場を予定する。