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岡山の商店街で100メートルのプロジェクションマッピング 地元小学生のイラストを投影

イベントの運営を行う犬飼光晴さん

イベントの運営を行う犬飼光晴さん

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 西奉還町商店会が10月27日、商店街アーケードを使った「ハロウィンナイトプロジェクションマッピング」を行う。

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 奉還町3丁目・4丁目からなる西奉還町商店街の約140メートルのアーケードのうち約100メートルの路面に、32台のプロジェクターを使い映像を投影する。ロンドンのコンペティションで最優秀賞を獲得した経験を持つナノグラフィカの岸本圭司さんと、西奉還町商店街で不動産業を営む犬飼光晴さんが同じ中学校出身という接点で意気投合したことをきっかけに、同イベントの実現にこぎ着けた。

 プロジェクションマッピングに映し出す映像は、同エリアにある石井小学校・三門小学校・大野小学校の児童が「ハロウィーン」をテーマに描いたイラストを使う。当日は、商店街の各店が飲食ブースを出店する。

 奉還町3丁目のアーケードを抜けた場所にある「木野タバコ店」の外壁では「ウォールライブペイントアート」を開く。タブレット上に描いたデザインをその場で壁面に映し出す。アーティストは岡山出身の神宝麻衣さんと渡辺俊夫さん。壁の一部にはエンゼルウイングならぬ動く悪魔の羽根を投影し、写真撮影を自由にできるようにする。

 犬飼さんは「平成30年7月豪雨の当日、奉還町は土曜夜市をやっていた。売り上げを現地の友人を通して寄付した。ハロウィーンになると岡山駅前に集まる10代・20代の人がたくさんいる。多くのイベントは中止となり、お金を使わず楽しめる場所は少ない。インスタ映えするプロジェクションマッピングに、ちょっと仮装して出掛けてほしい。若い人が楽しめることで次へ進める希望を持ってほしい」と意欲を見せる。

 開催時間は18時~21時。

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