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岡山・フリーペーパー「ぷらっと西川」創刊 飲食店エリア西川を発信

西川エリアまち育て協議会の池田一晃さん(左)と山下リールさん(右)

西川エリアまち育て協議会の池田一晃さん(左)と山下リールさん(右)

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 西川エリアまち育て協議体(岡山市北区本町)が8月、フリーペーパー「ぷらっと西川」を創刊した。

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 岡山市中心部を流れる西川周辺エリアには630店以上の飲食店があり、県内外の人に飲食の街「西川」をPRしようと作成した同冊子。同団体のメンバーは、西川エリアに住んでいる人、事業者、イベントなどの活動を行う人で構成された10人。

 同団体プロデューサーの池田一晃さんは「2011年から始めた食べ飲み歩きイベント『ハレノミーノ岡山』や2012年にスタートしたイベント『満月BAR』など、これまで西川周辺のにぎわい創出を仕掛けてきた。今回、岡山市民協働推進モデル事業に採択され、岡山一の飲食エリアを目指そうと冊子製作を企画した」と話す。

 西川エリアは、桃太郎大通りから、あくら通りの南北と市役所筋から柳川筋にかけて東西におよぶエリアで、西川を囲む本町・錦町・幸町・平和町・磨屋町・田町1丁目からなる。

 創刊号では、同団体メンバーがエリアの魅力を紹介。西川緑道公園で満月の日に1番近い土曜に定期開催しているイベント「満月BAR」代表の大森美彩さん、西川沿いにあるオーガニックワイン専門店「プレブナン」店主の山本和志さん、音楽バンド「ブルドッキング・ヘッドロッカーズ」でギターとボーカルを担当する田辺滋さんなど。カナダ人の夫を持つしもむらよしこさんが「つきだし」について語るコラムも掲載する。「飲んだ後に食べたい『岡山しめ飯』」コーナーでは「讃岐の男うどん」(駅前町1)を紹介する。

 同冊子ディレクターの山下リールさんは「西川エリアの店主たちがつながり、同じイメージを共有できるようにしたい。国内外の旅行者、地元民、近隣に住んでいる人が楽しめる飲食の街になれるようにPRに務めたい」と意欲を見せる。

 冊子の配布は、西川エリアの飲食店、後楽ホテル、岡山県立図書館、オリエント美術館などで行う。次号は同エリアの飲食店・散策マップを掲載予定。

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