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岡山でドキュメンタリー映画「みんなの学校」上映 多様性を共に考えるきっかけに

岡山西南ロータリークラブ・会長の三村元博さん

岡山西南ロータリークラブ・会長の三村元博さん

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 ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の上映会・公開座談会が12月1日、三木記念ホール(岡山市北区駅元町)で開かれる。主催は岡山西南ロータリークラブ。

 同作は2015年2月に全国公開。大阪市住吉区にある公立小学校で、2012年度の6年生を1年間追ったドキュメンタリー映画。特別支援学級を持たず皆同じ学級で学ぶ方針で、「全ての子どもの学習権を保障する学校をつくる」を理念で運営される。唯一のルールを「自分がされて嫌なことは人にしない・言わない」とし、不登校児童はいない。上映時間は106分。

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 同団体は、岡山県の不登校児童数が長い間全国平均より多いことから、保護者や教育関係者、教育業界を目指す大学生、地域の人、子どもやその親を支える支援団体などに同作を見てもらい「考えるきっかけを提供したい」との思いから今回のイベントを企画した。

 上映後には、4人の登壇者と公開座談会を行う。地域おこし協力隊として美作市へ移住後、引きこもりなどの若者支援をするNPO法人山村エンタープライズを設立した藤井裕也さん。0歳からの早期保育を実践し、岡山聖さくら保育園など岡山市内で5園を運営する上原則子さん。NHK教育テレビ「趣味悠々」で12年間パソコンの講師として出演後、子どもの看病のため奈良に移住した佐々木博さん。30年以上の間高校教師を勤めた後、先生たちの悩みを聞く「沢田の杖塾」を運営する森口章さん。コーディネーターは、高梁川プレゼンターレの坂ノ上博史さん。

 公開座談会中、登壇者が話す内容を絵や言葉、図で議事録を作成するグラフィックファシリテートをNPO法人市民プロデュースの小柳明子さんが務める。来場者にも付箋を渡し、感じたことや考えたことを書き、グラフィックに貼って完成させるという。

 同団体の三村元博会長は「学校も社会もみんなのもの。多様性について共に考え、一人一人が何か一つでも学び、次につながる行動となってほしい」と話す。

 開催時間は13時~16時30分。入場は無料。