暮らす・働く 学ぶ・知る

岡山市がコミュニティーサイクル「ももちゃり」運用開始

端末機の説明をする自転車先進都市推進担当課長の平澤重之さん

端末機の説明をする自転車先進都市推進担当課長の平澤重之さん

  • 0

  •  

 岡山市が駅前や街中に、誰でも利用できるコミュニティーサイクル「ももちゃり」(運営本部=岡山市北区岩田町2、TEL0120-917?858)のポートを設置、7月27日から運用を開始した。

ポートに並ぶ「ももちゃり」

 現在ポートは14カ所、自転車125台で運用中だが、8月中旬オープン予定の3カ所が加わり、17カ所、140台の利用が可能となる。自転車はパナソニックがコミュニティーサイクル用に製造、販売しているもので、20インチタイヤに3段変速、小さめのつくりで年齢、性別問わず誰でも乗れ、「どこで借りても、どこへ返してもいい」のが特徴。

[広告]

 利用方法は、各ポートに設置されている端末機で携帯電話番号と「ICOCA(イコカ)」や「Hareca(ハレカ)」など手持ちのFeliCa対応ICカードを登録すれば借りられるほか、運営本部窓口で専用の「利用者カード」(500円のデポジットが必要)を作ることもできる。

 料金プランは「1回利用」(100円)のほか6つのプランから選べ、いずれも利用時間が60分を越えると追加料金が30分ごとに100円かかる。1日に数回にわけて使いたい場合には「1日利用」(200円24時間)で、その都度60分以内に返却すれば何度でも追加料金なしで利用できる。効率よく回し、少しでも多くの人が利用でき、長時間利用のレンタサイクルと区別するために、このような料金体系にしたという。

 自転車先進都市推進担当課長の平澤重之さんは「ターゲットは市民や、観光客、出張で訪れたビジネスマンなど。通勤や業務中、買い物や食べ歩きに利用してほしい。街を自転車で回遊してもらうことで賑(にぎ)わいを創出したい」と話す。同市中心部は土地が平たんであり、気候も温暖で晴天が多いことから自転車移動に適しており、2012年8月より「自転車先進都市おかやま」としての取り組みを行っている。コミュニティーサイクルもその一環だが、すでに2010年から利用の社会実験を3回行っており、そのなかでニーズあることを確認。登録手続きやポートの数、改善点、課題などの把握ができたという。

 平澤さんは「開始から主に女性に多く受け入れられている感触がある。コミュニティーサイクルが並ぶ姿が独自の景観で街のイメージアップを図りたい。自動車に依存しない公共交通機関や自転車という交通体系に転換することで、人や環境に優しく、街中での回遊性も高まる。まず体験して、肌で感じてほしい」と語る。8月31日まで基本料金が無料のキャンペーンを行っている。利用状況はオフィシャルページの「ポート状況」から貸し出し、返却の可能台数をリアルタイムで確認できる。

 24時間年中無休。岡山後楽園と県立博物館は9月30日まで7時~18時30分、10月1日~2014年3月19日は7時30分~17時30分、2014年3月20日~3月31日は7時~18時30分(イベントなど開催時は時間変更になる場合あり)。