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岡山・誕生寺で日本三大「練供養」 菩薩姿の25人が境内練り歩く

二十五菩薩練供養の様子

二十五菩薩練供養の様子

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 県無形民俗文化財「二十五菩薩練供養(ぼさつねりくよう)」が4月21日、誕生寺(久米南町)で行われる。

誕生寺・執事の安田勇哲さん

 岡山県北部の久米南町にある同寺院は、浄土宗の開祖法然が生まれたとされる旧宅を1193(建久4)年に寺院に改めたといわれる。

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 当麻寺(奈良県葛城市)、弘法寺(岡山県瀬戸内市)と並んで「日本三大練供養」とも呼ばれる二十五菩薩練供養は、法然の両親を供養するため1700(元禄13)年に初めて行ったといわれ、現在は4月第3日曜に行っている。2016年、岡山県無形民俗文化財に指定された。

 当日は、金色の面と衣装を身に着けて菩薩に扮(ふん)した25人が、本堂を出発して山門手前にある「娑婆(しゃば)堂」で折り返し、本堂まで練り歩く。娑婆堂を現世、本堂を極楽浄土に見立て、法然の両親を迎える行事という。

 境内ではこのほか、久米南町の川柳傘踊り、津山鶴丸太鼓演舞、花、おもちゃ、わたあめ、「黒尾峠のたい焼き屋さん」で知られる柴田商店のたい焼きなども販売する予定。

 誕生寺・執事の安田勇哲さんは「菩薩姿の行列は独特の雰囲気がある。夕日に照らされた光景を見て、ありがたいと手を合わせる人もいる。多くの人に参拝いただければ」と話す。

 開催時間は10時~16時。

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