eスポーツ「鉄拳7」の大会「ケロット杯6.1」が4月14日、映画館「岡山メルパ」(岡山市北区駅前町1)で開かれる。主催は岡山県eスポーツ連合。
「鉄拳7」はバンダイナムコエンターテインメントが提供する3D格闘ゲーム。岡山のトップレベルのプレーヤーや県内外のプロ選手を含む112人がエントリーしている。同大会の優勝から4位までは賞金があるほか、優勝者には8月2日からラスベガスで開かれる世界最大の格闘ゲーム大会「EVO2019」の参戦サポートを贈呈する。
試合は1対1の対戦で、アーケードコントローラーを使って行う。ベスト4の試合から映画館のスクリーンを使って対戦する。
同施設3階では、「岡山eスポーツフォーラム」を開催。チームヤマサのプロゲーマーのエキシビションマッチ、4月10日に出版した「eスポーツ地方創生」の著者・筧誠一郎さんの基調講演があるほか、不登校支援などを行うNPO法人ステップの原昌広さん、岡山県eスポーツ連合の本村哲治さんなどが参加しパネルディスカッションも予定している。
これまで岡山駅前商店街では昨年5月と11月にもeスポーツのイベントを開催した。幕張メッセで行われた「第1回全国高校eスポーツ選手権」では岡山県立共生高校が準優勝した。同団体の本村さんは「まちづくりだけでなく、eスポーツ教育、不登校や高齢者、障がい者など幅広い人のコミュニケーションとなり、可能性は大きい」と話す。
「日本ゲーム文化は海外から高い評価を得ている。2022年中国・杭州市で開かれる『第19回アジア競技大会』に岡山から世界に挑戦する選手をつくりたい」とも。
開催時間は9時~18時。