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岡山県立美術館・木で作った作品の中でギャラリーコンサート ヒノキ製ベンチに座り

作品とアーティスト南川茂樹さん

作品とアーティスト南川茂樹さん

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 「目の目・手の目・心の目part2」で展示されている作品を使ったギャラリーコンサート「音と共に」が8月30日、岡山県立美術館(岡山市北区天神町)で開かれる。

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 同展は2015(平成27)年にスタートし、今回が2度目。五感を使って鑑賞するアート作品が7人の作家による20点を展示するほか、25以上のワークショップを行う。アーティスト南川茂樹さんの作品の中で、ピアノ・当真伊都子さん、ギター・小西泰寛さん、チェロ・山口里美さんが演奏する。

 縦42センチ・横10センチ・厚み20ミリのヒノキの板を720枚使ったベンチを作成。板の端と端を直角にボルトでつなげることを繰り返すとらせん状の四角い筒となる。南川さんは「硬そうに見える木の板は、しなやかに曲がり柔らかく感じる。座ることで触覚を使い、ヒノキの匂いで嗅覚を使い、音楽から聴覚を使うなど五感を使って楽しんでほしい」と話す。

 南川さんは「作品は自由に動かし、形を変えられる。切るや削るだけでなく、木の持つ可能性引き出したい」とも。25日には作品のミニチュアサイズの縦10センチ・横2センチの木片200枚を使ったワークショップも開催した。

 開催時間は15時~15時30分、18時~19時。18時は南川さんのギャラリートークもある。9月15日まで。

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