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岡山・災害から1年、活動再開した陶芸家 お世話になった人との再会に

陶芸家の原在加さん

陶芸家の原在加さん

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 陶芸家・原在加さんの作陶展が9月7日、Jテラスカフェ(岡山市北区津島中1)でスタートする。

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 昨年、平成30年7月豪雨で実家の一角にある工房は浸水被害に遭った。8月末に開く予定だった個展の準備をしている最中だったという。個展は開くことはできなかったが、「チャリティー of アート岡山豪雨支援『オペレイションcaféZ』」として原さんを含む77人の作家によるチャリティーグループ展に参加した。

 工房だけはボランティアの手を借りず、2カ月以上をかけて1人で片付けた。漬かってしまった土やうわぐすりも乾かし再生した。原さんは「今年の1月ごろ、修理に出していた電気窯とろくろが戻ってきたことで、やっと陶芸ができるという安心と作り続けていくことの覚悟もできた」と振り返る。

 作品は茶わん・湯飲み・大皿・豆皿や花器など全部で100点以上を展示する。皿は壁に掛けられるように小さな穴が開いている。壁掛けの陶板や犬や鳥、シカやヌートリアをモチーフにした立体の置物も制作した。原さんは「自分の作りたいものを楽しく作ることが大切。使ってくれる人のことを考え、バランスを取りながら作っている。以前より肩の力を抜いて制作に打ち込めるようになった」と現状を話す。

 「また個展が開けることは本当にうれしい。家族や先生、ボランティアに来てくれた人、応援してくれる人など、これまでお世話になった人に、自分が作品を作ることで恩返しになるかは分からないが、会いに来てほしい」とも。

 開催時間は9時~17時。日曜定休。9月14日まで。

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