被災地支援に取り組む人と組織の交流セミナー「被災からの避難所や在宅での暮らし支援の経験を学ぶ」が10月13日、高月公民館(赤磐市)で行われる。主催はNPO法人岡山NPOセンター。
平成30年7月豪雨をきっかけに、岡山県内で災害支援に取り組むNPO、ボランティア、企業、士業、行政等組織などが連携するために「災害支援ネットワークおかやま」を発足した。180団体以上の組織が参加し、現在も倉敷市真備町地区の支援、新見市の集中豪雨災害の支援のほか、佐賀県で被害のあった「令和元年8月九州北部豪雨」や千葉県などに被害のあった「令和元年台風第15号」の被災地支援も行っている。
今回のセミナーでは、倉敷市真備町の「二万地区まちづくり推進協議会」の神崎均さんが「まちづくり協議会での災害対応」、「サンサポートオカヤマ」のボウズ満恵さんが「ママの立場での災害支援の取り組み」と題して事例発表した後、参加者とテーマに沿って語り合う。
岡山NPOセンターの柴田健志さんは「平成30年7月豪雨で被害のあった倉敷市真備町の支援が今も続けられている。今年は岡山県新見市でも集中豪雨の被害があった。今後、いつどこで被災するか分からない。普段からの連携やつながりが大切。新見市の支援に行ったとき、真備町支援に入っていた多くの人と会えた。つながりが安心を生み、素早い対応になることもある」と話す。
開催時間は13時30分~16時30分。参加無料(要予約)。