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岡山御津お正月研究会が「麦ストロー」製作 海のプラスチックゴミ減らそうと企画

麦ストローを販売する「岡山御津お正月研究会」メンバーの河太勝子さんと宮嶋泰明さん(左から)

麦ストローを販売する「岡山御津お正月研究会」メンバーの河太勝子さんと宮嶋泰明さん(左から)

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 「岡山御津お正月研究会」(岡山市北区御津)が現在、麦ストロー製作を行っている。

「岡山御津お正月研究会」が制作してる麦ストロー

 13世帯18人が住む岡山市北区御津(みつ)大野地区で、2018(平成30)年9月に結成した「岡山御津お正月研究会」。2016(平成28)年に千葉県出身の宮嶋泰明さんが同地区の地域おこし協力隊として移住したことをきっかけに、農村にある昔からある文化を継承し、都市部に伝えることで交流を増やすことを目的に活動している。

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 宮嶋さんによると、2015(平成27)年にプラスチックストローが刺さった海ガメの映像を見たことから、環境に優しい「麦ストロー」をいつか作りたいと思っていたという。11月ごろに大麦の種をまき、2月に麦ふみを行う。5月中旬ごろに収穫し、天日干しをしたものを約20センチに切り、煮沸する。完成した麦ストローはガラスのようなコーティングが生まれ、使い捨てとして販売しているが、乾燥させれば何度でも使えるという。

 河太さんは「年末にお正月飾りを作るために、公会堂に集まり作業をする。作業のない春から秋までの間は麦ストローを作る。にぎわいが年中作れて笑顔が絶えない。93歳のおばあさんにも手伝ってもらっている。時代がまわり、麦ストローがまさか受け入れられるとは思わなかった」と話す。

 宮嶋さんは「1本の麦からストロー1本しか作れず、端がたくさん余ってしまう。生産量も昨年の倍の2万本を目指しているが、世の中の消費量から言えば全く足りていない。環境や地球のことを考えるともっと麦ストローを使ってほしいし、生産されるようになってほしい」と話す。

 同エリアは、旭川の支流・有甘川が流れており、自然保護活動などが盛んであるため、自分たちが麦ストローを作ることで海のプラスチックゴミが減らせるのではと共感する人が多かったという。「イベントなどで大量にストローを使われるときや、若い人に使ってほしい」と宮嶋さん。

 価格は、20本入り=300円、業務用50本入り=400円。無印良品LOTZ店(岡山市北区中山下1)にある「OPEN MUJI」で2月23日まで販売している。問合せは okayamaoshougatsu@gmail.com まで。

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